ビットコインの保管方法

ビットコインは送金も早く便利な仮想通貨ですが、保管方法によってはビットコインが紛失、または盗難にある恐れがございますのでこの記事では保管方法の紹介、保管方法によるリスクを紹介したいと思います。

ビットコインの保管方法について

ビットコインの保管には大きく分けて以下の方法がございます。

  • 取引所で保管
  • クラウド型オンラインウォレットに保管
  • クライアント型ウォレットに保管
  • ハードウォレットに保管
  • ペーパーウォレットに保管

各保管方法にはそれぞれメリット、デメリットがございますので簡単に列挙していきます。

ビットコイン取引所での保管

日本の代表的な取引所としてcoincheckBitFlyerが挙げれれます。
取引所では各個人に専用アドレスが付与され、そのアドレスに送金を行うとアカウントにビットコインが保存されます。
一般的には売買(円⇔ビットコイン)を行うために使用します。

取引所で保管を行うメリット

  1. すぐに売却が可能(価格変動に合わせて即時に売却が行える)
  2. 日本語でのサポートを行ってくれる。
  3. 取引所独自のサービスに利用が可能(coincheckでんき、BitFlyerのV-プリカ購入など)

取引所で保管を行うデメリット(リスク)

  1. 取引所ハッキングに紛失
  2. アカウントの情報漏えいによる紛失
  3. フィッシング被害による紛失
  4. サイトメンテナンス時は受取、送金が行えない

取引所での保管は原則行わないほうが良いと思います。
記憶に新しいマウントゴックス事件では取引所に保管していたビットコインが消滅しました。
また、最近あったcoincheckのフィッシングメールではアカウントの情報を盗まれた方が不正にログインされ、ビットコインを盗まれるという被害もありました。
取引所で保管をする場合は、必ず二重認証を行い、原則売却を行う数量だけを保管するのが望ましいと思います。

クラウド型オンラインウォレットに保管

クラウド型のオンラインウォレットとは有名なblockchain.infoがあります。
その他にもcoinbaseairBitzなどがございます。
ビットコインウォレットとして使用が可能で、一般的にはビットコインの受取、送金、保管に利用致します。

クラウド型オンラインウォレットで保管を行うメリット

  1. 口座開設、設定が簡単ですぐに利用ができる。
  2. Webにつながっているデバイス(PC/スマートフォン)から利用可能
  3. blockchainなどは複数アドレスを作成可能なので用途ごとにアドレスが採番可能

クラウド型オンラインウォレットで保管を行うデメリット(リスク)

  1. サイトハッキングによる紛失
  2. アカウントの情報漏えいによる紛失
  3. フィッシング被害による紛失
  4. サイトメンテナンス時は受取、送金が行えない

クラウド型のウォレットも基本的にはweb上に存在するため、取引所と同様のリスクがございます。
違いがあるとすれば以前coincheckを装ったフィッシングメールが送信された問題の時はビットコインを送金する場合、本人確認後に送信を行うなどの対策がなされましたが、クラウド型のウォレットは確認などは行いません。
取引所と違い、プラットフォームを貸し出ししているだけで個人間でのやりとりは基本的に関与しません。
不正ログインが行われてビットコインを盗み取られても基本的にはサポートしてもらえません。
ですので、個人でアカウントを保護することが重要になります。
フィッシングサイトなども横行しているので注意が必要です。

二重認証を行っていないアカウントは不正アクセスによりビットコインを盗まれる可能性があります。
複雑なパスワード設定、二重認証の設定を推奨します。
クライアント型ウォレットに保管

クライアント型オフラインウォレットとは、PCやスマートフォンにインストールするウォレットの事でローカル環境で管理が出来るウォレットです。
インストールするだけで利用が可能なので手軽に利用ができ、セキュリティ面でも優れています。
PCにインストールするウォレットはBitcoin CoreElectrumなどが有名です。
Windows、Mac、Linuxに対応しており、どの環境でも利用可能です。
スマートフォンのウォレットはbreadwallet(iOS)、Myceliumなどが有名です。

クライアント型ウォレットで保管を行うメリット

  1. 手軽に保管ができる。
  2. インターネット接続をしなければオフラインで保管ができる。
  3. セキュリティが高い。

クライアント型ウォレットで保管を行うデメリット(リスク)

  1. 端末の故障時に取り出せなくなる恐れがある。
  2. 取引データをすべてダウンロードする為、ハードディスクの容量を専有してしまう。(Bitcoin Coreで80GBほど使用)
  3. ウイルスやマルウェアの感染で盗まれる可能性がある。
  4. インストールした端末からしか送金が行えない。

クラウド型のウォレットはオンライン型のウォレットよりかはセキュリティ面では優れておりますが、利便性は劣ります。
端末の故障時にはバックアップコードやデータのバックアップを行っていないと紛失してしまう事もございますので端末のバックアップも重要です。
また、すべての取引データをダウンロードが必要で初回起動時、起動毎にダウンロードしなければいけないのでハードディスクの容量も考慮が必要です。
(ElectrumMultibitなどの軽量版もございます。)

適切に管理を行えればオンライン型のウォレットよりはるかに安全なので頻繁に使用しないビットコインはクライアント型ウォレットに保管するのが望ましいと思います。

ハードウォレットに保管

物理的なウォレットデバイスに保存する方法です。
TREZOR(トレザー)Ledger(レジャー)などが有名です。

ハードウォレットで保管を行うメリット

  1. オフラインでの保管が可能。
  2. セキュリティが高い。
  3. PCに接続するだけで利用が可能。

ハードウォレットで保管を行うデメリット(リスク)

  1. 端末の故障時にバックアップを取っていない場合は紛失する。
  2. 端末を購入する必要がある。
  3. デバイスの盗難リスクがある。

ハードウォレットはオフライン環境下で保存が可能なのでセキュリティがかなり高いです。
端末を購入する必要がありますが、手軽に利用ができ、導入もそこまで難しくありません。
使用時にはPINコードでの認証がございますので盗まれても中のビットコインは盗まれません。
故障時や紛失時はバックアップコードから復旧が可能ですので、適切に管理されていれば保管しているビットコインの紛失リスクは限りなく低いです。

ペーパーウォレットに保管

保管方法で一番安全とされているのはペーパーウォレットに保存する事だと言われております。
文字通り紙にアドレスと秘密鍵を印刷して、紙にビットコインを送付、使用時には秘密鍵をインポートするだけで利用が可能です。
送金することも可能ですが、仕組み上、一度ペーパーウォレットを利用すると同じペーパーウォレットは利用出来ませんので長期保存に適しています。

このように印刷して紙幣のように保存が可能です。

ペーパーウォレットで保管を行うメリット

  1. 安全に長期保存が可能。
  2. セキュリティが高い。
  3. 印刷するだけで利用が可能。

ペーパーウォレットで保管を行うデメリット(リスク)

  1. 紙や印字の劣化によって秘密鍵が読み取れなくなる。

紙での保管は現状一番手軽にセキュリティを確保できる保管方法です。
手軽に安全に保管が可能ですので長期保管するビットコインは是非紙での保管をオススメします。
他サイトですが、利用方法を詳しく記載されているサイトのリンクを以下に掲載します。

ペーパーウォレットの使い方(Bitcoin日本語情報サイト)

ビットコインは利便性が高いですが、匿名性も高く盗まれたビットコインは取り戻せる可能性は非常に低いです。
銀行に預けている通貨と違い、個人で適切に管理を行う必要がございますので利用方法にあった保管をオススメ致します。